クルーミーティングレポVol.02
なんてこったぁ~。
今回は15日・16日と二日間連続の予定でしたが、この時期にはめずらしい大型の台風4号が、各地に被害を出しながら北上。進路によっては関東上陸か!?!の情報に、私たちは涙をのんで15日の中止を決断。前日の14日にクルー全員に連絡をしました。「ドラマヨコハマの・・・」と名乗ったとたん「明日のことでしょ?」と聞き返されるほど、やはり皆さん気にかけてくださっていて、翌日二日分の内容をやるため時間を早めたいというお願いにも、快くオーケーをいただいてほっとした次第です。
幸い台風は進路をそれて、15日関東はほとんど雨も降らなかったのですが、富山で仕事をしていた演出の太宰さんは、搭乗予定の飛行機が欠航して帰京がかなり遅れたそうです。
ということで-
前置きが長くなりましたが、7月16日(祝)第二回のクルーミーティングが行われました。
会場は前回と同じ相鉄岩崎学園ビルで12:30から開催されました。空模様は台風一過とはなりませんでしたが、3名の新しいクルーをむかえて二週間ぶりの再会です。
「出港したばかりで、嵐にあっちゃいましたね」
制作の新里から今日の流れをかるく説明して、さっそく“船長”の登場です。
「まるくなろっか」ということで、演出の太宰さんを囲んでみんな椅子を持って移動。
「みなさんどこにすんでらっしゃるのぉ?」「こどものころ舞台にあがったことありますぅ?」「なにやったかおぼえてるぅ?」
初対面らしからぬ和やかムードでスタート。
想像のエクササイズ
「ここでちょっとしたエクセサイズしてみましょ」といってはじまったのは、全員で空中に一枚の絵を描くというレッスン。単語の連想をつなげて、頭の中に情景を作りだすこと。それをみんなが共有すること。この条件でどこまで大きな絵ができあがるでしょうか??
「じゃ、ぼくからぁ、“花火”」
浴衣美人、警備に当たる婦警さん、肩車の親子、若いカップル、茶髪の男子二人組
ナンパがあったり、喧嘩があったり、迷子がでたり
マリンタワーやインターコンチネンタルホテル、山下公園、
風が吹いて、木の葉を揺らして、花火を映した水面、波、船、屋台、
隣の人の思いがけない展開に、とっさに連想するのはなかなかスリリングで、かなりハードな頭の体操で、でもその疲れた脳から絞り出された答えが爆笑をよび・・・
中止されたみなとみらいの花火を動かずして楽しみ、同じくらいぐったりした?ようなひとときでした。
つづいては、取材活動にすぐに役立つテーマの絞り方のレッスン。連想したたくさんの単語を同じカテゴリーに分けていきます。このときのポイントは直感的にどんどん分けていくこと。前のレッスンでだいぶ頭がやわらかくなった皆さんには、簡単そうでした。
ここでやっと、10分間の休憩。ふぅ~~。
「たまごのタネ」
後半は前回の宿題の発表からはじまりました。
各自持ってきた「物」=「たまごのタネ」についてプレゼン、太宰さんから質問や感想、調べる場合のポイントなどのアドバイスを受けていきました。
クルーのみなさんが持ってきた物、考えてきたテーマは-
・横浜市歌
・合同体育祭→女子体育の振興を目的に、関東大震災の復興の一助となった
・絵図から見た開港当時の庶民の風俗
・横浜焼→横浜ブルーという独特の色彩で海外にも多く輸出された
・高島町…高島嘉右衛門~高島学校
→岡倉天心・森鴎外→明治の横浜→横浜の教育と文化
・祖父の代の稀少フィルム
→「ミッキー+のらくろ」など日本オリジナルの珍作も
・ヘボン博士→ヘボン式アルファベット
→ヘボン塾→女性教育→フェリス女学院
・エスペラント語も横浜発祥
・鶴見川~横浜村の交流→横浜を縦に切り取ってみる
・横浜の女性→渡辺多満子、遊郭の女性たち
・バンドホテル~ウィリー沖山
・ダッチオーブンの流行りも横浜から
・横浜スカーフ(シルク)→紡績業が震災復興の大きな原動力となった
・マリア=ルース号事件→横浜人のホスピタリズム
・チャブ屋 キヨホテル~倉田ジュサブロー→横浜の裏の風俗史
・もうひとつの鉄道ものがたり~人力車夫の話
→繁栄の陰で失業や差別などにたえて生き抜いた庶民の姿
・横浜18区の「へえ~!」「すごいなあ!!」をあつめる
・関東大震災~300人の韓国人の命を救った鶴見署の大川巡査
・港の「水」「仕事」…今はなくなった仕事
グループ分け~ドラマの「種のたまご」へ
次に発表された「たまごのタネ」を、先ほどのレッスンの要領でテーマごとにグループ分けしました。その結果、
・教育文化 ・有形文化 ・歴史的事件 ・女性史 ・庶民風俗
「たまごのタネ」から「種のたまご」へ5つのテーマに絞られました。
さらに自分で取材したいテーマにエントリーし、グループごとにさらに取材の為のテーマを絞り込んでいきます。
教育文化チームは消えた高島学校を主軸に、女性史チームはヘボン塾の女性たち~鶴見川付近の農村の女性たち~現代の女性たちを時間軸も入れながら調査、風俗史チームはそれぞれの時代を支えた庶民の生活、外国人との関り、音楽から紐解く横浜の3本立てで、有形文化チームは横浜伝統のシルク、焼き物を中心に、歴史チームはフォーカス絞りきれずということで、他のチームに加わって全部で4チームに再編成されました。
取材に向けて
具体的な取材予定を立てる前に、制作 新里からクルーの保険・交通費・取材先での注意とクルーパスでの優待についてレジメを配布して説明しました。(別紙参照)保険は横浜市のボランティア活動保険に加入済み(7/14より有効)で、新しいクルーがはいったらその都度追加加入します。
4グループに分かれての取材計画は、まず日程の調整に難航しました。皆さん忙しい中をぬっての参加だけに、各グループ、いろいろ知恵をしぼってスケジュールを立て、最終的に取材計画予定用紙に記入し制作に提出するところまで詰めていきました。
中間発表に向けて
取材した内容は次回8月5日に発表してもらうのですが、ここで太宰さんから取材レポートの作り方について、アドバイスをいただきました。
*発表の仕方は自由、写真でも映像でも、紙芝居でも
*一番大事なのは、取材のテーマ・リサーチ内容(客観)のあとの仮説
事実にもとづいてどれぐらい想像がふくらませられるかがドラマの鍵
次回の確認をしていったん閉会、取材計画のできたグループから解散ということになりました。時刻はもう6時。雨も降り出してきましたが、みなさん最後まで熱心に話し合い、最後のグループが会場を出たのは6時半をすぎていました。みなさんほんとうにおつかれさまでした。取材がんばってくださいね~。
次回は8月5日(日)13:30~17;30 相鉄岩崎ビル5F 501会議室です。
どんな取材結果が報告されるか、た・の・し・み です!!



